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とにかく書くこと。メモを取るジャレドと地味なロックスター、考え続けるマクガイバー。

とにかく書く事。考え続ける事が大事だな、と最近思います。僕はわりに気分屋なのでやるときはとことんやりますが、サボる時は結構ダラダラします。これまではそれで良いと思っていましたが、大きな仕事をする時や、次のレベルに上がるためには毎日じっくりと休まずに続けることが大事なんだな、と思います

近頃新刊を発売されたジャレド・ダイアモンドさんのピュリッツァー賞受賞の名著、「銃・病原菌・鉄」を購入しました。読みはじめる前にインタビュー記事を読んだのですが、ジャレドさんはカリフォルニア大学の教授で本を書く際は、飛行機の中などの移動中や空き時間に大量のメモに思考を逐一書いて、最終的にそれを秘書がまとめるのだそうです。そのメモの積み重ねがあれだけの厚みと重みの本になるんですね。

そういえば僕が尊敬するミュージシャンもコツコツ作り続ける人が多いような気がします。ブルース・スプリングティーンもBorn in the USAの曲解された大ヒットの後も、酒、ドラッグなどのロックスターにありがちな現実逃避をする事なく、地道にコンスタントに、悪くいえば地味にしかし確実にアルバムを作り続けています。

僕も常に考え続けるために、そしてそれを残すために何か良いものはないかと思い、最近はiPadを持ち歩くようにしています。iPhoneだと小さすぎて長文が打てないのですが、iPadだと結構打てますね。この文章もiPadでタイプしていますが、なかなか良い感じですね。もっと軽いと持ち運びが便利なのでiPad miniも試してみたいところです。

昔、冒険活劇マクガイバーというドラマがあり、その中で主人公がピンチに陥った時に毎回「考えろ、考えろマクガイバー」と呟くそうです。僕はそれを伊坂幸太郎の小説で読んだので実際のドラマは見ていないのですが、伊坂幸太郎の小説の主人公もあらゆる所でつぶやきます。「考えろ、考えろマクガイバー」。しかし先の例に漏れず、短期的に深く考えることよりももっと大事なことは考え続ける事、やり続けることです。ローマは一日にして成らず、降り続ける雫が岩を砕く、だから僕はマクガイバーの台詞を少し変えて、「考えろ、考え続けるんだマクガイバー」と呟いて自戒することにします。

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