ウクレレで理論!

ただいまウクレレで理論を教えている生徒さんがいます。バークリーメソッドに則った、音を数値化して、そこからコードを作ったり、アナライズする方法の基礎を教えています。
ギターやピアノだと理論は教えやすいのですが、ウクレレの指板上で音を可視化させるため、ウクレレを使いながら理論を教えることに挑戦しています。

教えながら色々なことに気づかさせられるのですが、基本的には4つのポジションでウクレレの指板は網羅できるんですね。(ギターだと5つのポジションで網羅したり、7つのチャーチモードのポジションを使ったり、ロック的な3ノートperストリングスのポジション、あるいはペンタトニックのポジションを使います。)

そのポジションのどこにルート(スタートとなるべき音)があるのか、その他の度数の位置関係が解れば、あとはコードの作り方を学べば、コードフォームも覚える必要がありません。
そのような体型的な理論をウクレレ上で学べる簡単なメソッドを作りたいですね。
ゆっくり考えてみよう。

チャーリー•パーカー


昔からジャズは大好きで、いつか弾けるようになりたいなあ、と思っていました。初めてジャズを意識して聴いたのはマイルス•デイビスのライブ•イン•ベルリンで、1曲目のマイルストーンにノックアウトされたのを覚えています。その時は楽器も弾いていなかったので、そこで一体何がおこっているのか分かりませんでしたが、これまで自分が聴いていたロックやポップスとは違い、何か異質なものが、しかし規則性のある理路整然としたものが起こっていること感じました。(後から知ったのですが、マイルストーンはビバップからモードへの転換期の曲だったのですね。)

それからジャズにはまって、文献を読み漁り、遡るようにしてビバップを聴くようになりました。そこでもちろん外せないのがチャーリー•パーカーです。パーカーはマイルスの師匠であり、ビバップの王様、そして創始者です。チャーリー•パーカーはほぼ一人で、今誰もが耳にしてジャズっぽいと感じる要素を創り上げた人間です。
今聴いても驚かされる演奏方法とリズム感、そしてテンポの速さですが、以前にこのようなスタイルがない状態、事前情報一切なしのリアルタイムで聴いた人は一体どのような感覚になったのかと思ってしまいます。

ディーン•ベネデッティというサックスプレイヤーがいて、この人はパーカーをリアルタイムで聴いて驚愕し、それから彼のライブに足を運び、今のようなコンパクトなICレコーダーなどない時代に、重くて大きなレコーダーを運び、ある時はトイレに隠れて、ある時は上の階の窓から身を乗り出して、パーカーの演奏のみを録音して回った人です。
ベネデッティはその録音テープを使い、家で解析、コピーをしていたようですが、その気持ちはすごく良くわかります。
パーカーの演奏の凄いところは、強烈に速いテンポの中グルーヴしており、滅茶苦茶意味にわからないことをやっているのに、そこには規則性があるように感じさせることです。
つまりベネデッティが感じたように、これは解析可能な音楽だ、と思わされるわけです。そう考えるとビバップはものすごくプレイヤー指向の音楽ですね。

その音楽を自分なりに解析していったのが、後々ジャズジャイアンツになるマイルス•デイビスやジョン•コルトレーンなどですが、その下には数多の弾こうと試みたが弾けなかった人々がいるのを忘れてはいけませんね。

僕もそういう風にパーカーのプレイは解析可能だ、と思ってしまった口の一人なのでしょうか、何度かトライしたのですが、毎回失敗してきました。そして今実際何度目かのトライを行っているところです。
今回はConfirmationという曲を題材に、まずはそっくりに弾いてみようという完コピーの方法、原始的なアプローチをしているのですが、パーカーの演奏の速度を落として(テクノロジーの進化はすごいですね。)写経するように演奏をなぞるのですが、不思議な事に何度も繰り返していると、なんとなくパーカーの思考の流れが分かった気になってきます。
パーカーはおそらくこう考えていたんだろう、とか、パーカーのクロマチックなラインを口ずさめるようになってきます。好きな小説家の作品を何作か読んでくるとその文体や世界観に慣れてくるようになりますが、その感覚に近いですね。
まあ習うより慣れろ方式の練習ではありますが、パーカー研究本はたくさん出ていて、日本人の著作で『チャーリー•パーカーの技法』というパーカーのフレーズ生成システムを解析した名著も出ていますので、コピーした後アナライズして、理解を深めて行きたいですね。

音楽は宝物


先日Acousphere Cafeにてけらふみこさんのフリーライブがありました!
けらふみこさんはAcousphere奥沢さんの生徒さんでポップスの名曲を3曲、ギターやピアニカを折り混ぜながら素敵な演奏を聴かせてくれました。アコカフェでの生徒さんのライブはもう4回目になります。毎回素敵なサウンドと良い空気感を感じる、素晴らしいライブが繰り広げられています。

けらさんはレッスンにはもう5年近く通われていて、ゆっくり演奏のスキルを上げ、完成した曲をスタジオライブ撮影してきました。そのストックが3曲溜まったところで、ついにライブを行ったのですが、時間をかけて積み重ねた経過がしっかり伝わる良いライブでしたね。

けらさんのMCの中で、ゆっくり自分の音楽に取り組んできて、それがこういったライブという形に結実する、それは素晴らしいことで、音楽は自分にとって宝物です、といったことを話されていました。それは物凄くリアリティのある言葉で、そういった音楽への感謝が感じられるライブの後で、そういった事を聞くと、普段以上にすっと心に入っていきますね。

自分自身演奏することが当たり前になってしまった今、そのような感謝で弾けているかなあ、と自問自答してしまいます。僕の生徒さんもライブを見に来ていたのですが、それぞれにモチベーションが上がったり、色々なことを感じてくれたと思います。ぜひ次は僕の生徒さんにも出演して欲しいので、それを目指してまずはスタジオライブ撮影などの目標を立ててレッスンしていきたいですね!

五色沼

先日、ちょっと早い夏休み(あるいは遅いゴールデンウィーク)ということで福島に行ってきました。古い友人が向こうに住んでいることもあり、沢山の風光明媚な場所を案内してもらいました。磐梯山や猪苗代湖など緑と湖の美しい景色が延々に広がっていて、僕の地元の大分とはまた違った自然が多く楽しめました。
予備知識ゼロで行ったので五色沼を案内してもらった事は嬉しかったですね。五色沼は火山性の水質の影響や藻や植物などにより、沼の色が緑や赤や青に見える美しい沼群で、僕ももともと写真で見たことがあり、いつか行きたいなあ、と思っていました。
五色沼の自然の散策路の中を歩いていると、東京の夏の暑さを忘れて、涼しく快適に過ごすことができました。ただ革靴で来てしまったせいで、全ての沼群は見ることが出来なかったので、次回また来たいですね!

2015年8月29日(土)ウクレレクリニック@Acousphere Cafe開催!

Acousphere Guitar School presents ウクレレクリニック@Cafe

きたる2015年8月29日(土)に東京南荻窪のカフェ"Acousphere Cafe"を会場に初心者向きウクレレクリニックを開催します!

今回はカーペンターズのClose to youを題材に、ウクレレの基礎、そしてボサノヴァ風伴奏の弾き方をレッスンします!
これからウクレレを始めようと思っている方、ウクレレを買ったけれども練習方法がわからないという方から中級者の方まで基礎から丁寧にレクチャーしていきますので、この機会にぜひウクレレを始めてみませんか?

日時 2015年8月29日(土)
場所 東京南荻窪「Acousphere Cafe」
開演 15:50オープン 16:00スタート (Acousphere Cafeは15時からクリニックの準備のため一旦閉まります。)
料金 2000円
人数 定員15名
講師 メイン講師 外園健彦 サブ講師 麻生洋平(Acoustic Sound Organization)

内容
カーペンターズのClose to youを課題曲にウクレレの簡単な弾き方やきれいに音を出すためのコツ、ボサノヴァ風伴奏の弾き方をお伝えします。

申込
kohiketa113@gmail.comまで、「お名前」と「予約人数」を記載の上メールを送信ください!
件名に「2015/8/29(土)ウクレレクリニック@Cafe参加希望」とご明記願います。 ウクレレをまだお持ちでない方で貸し出しを希望の方はその旨もご記載ください。 (台数には限りがございます)

(ウクレレクリニックの参加をメールでお送りいただいた方で、 返信が確認出来ない方はメールが届いていない可能性があります。その場合は再度お問い合わせ願います。)

こちらは前回のウクレレクリニックの写真です。
Acousphere Guitar Schoolではハワイアンの曲ではなくロックやポップスの曲を題材に伴奏やメロディープレイ、ソロウクレレなどを習うことができます。 初心者の方にも弾けるような簡単なアレンジを用意したマンツーマンレッスンですので、こちらもぜひ参加してみてくださいね!

今回の課題曲の演奏です!

生徒さんのオーダーウクレレ!

ウクレレレッスンに長く通っていただいている生徒さんが、新しいウクレレを手にいれたいとのことでいろいろ相談に乗っていましたが、ついに完成しました!

最初はいろいろなメーカーやルシアーさんで検討していたのですが、ルックスと音が女性的ということでTruthにオーダーすることに決定して、そこからサイズやフレットの種類など(ギターフレットにしました)のアイデアを詰め込みました。木材も選べる最上のものにしたので、触って見るのが楽しみだったのですが、実際手にしてみると完成品は想像以上でしたね!

ウクレレらしい軽やかな音ですが、芯があって、丁寧に作られているのがすぐに分かるウクレレです。よく生徒さんに「高い楽器ってそれに見合ったメリットあるんですか?」なんて言われますが、それは確実に存在します。一般車でF1のレースに出ても歯が立たないのと同じように、市販の楽器では演奏者がイメージしている音と出音が一致しない、楽器が答えてくれない場合があります。将棋の世界にも時速300キロの世界がある、と言ったのは羽生さんだったと思いますが、音楽の世界にもあると思います。F1カーのように300キロに耐えうる楽器が必要なんですね。

また木工精度の高い楽器は演奏者のレベルを引き上げてくれるので、僕は良い楽器を持つのには大賛成ですね。
そんな話していると新しい楽器が欲しくなりますね。いいなあ。

ゆっくり

たくさんの出来事と季節の変わり目のせいで、すっかり体調を崩してしまい寝込んでいたのですが、少しづつですが回復してきました。

気晴らしに、という事で代官山蔦屋書店のあるTサイトでお茶を飲んできました。いつもの場所から離れて、緑の多い静かな場所でゆっくりできると、気分もいくらか良くなりますね。

ソナスクライブ林本くんの日々の話やちょっとしたアドバイスなどをしながら、木々の葉の揺れる音なんかを聞いていると都心にいるとは思えないですね。良いひとときでした。

モナ

モナが亡くなって、1週間ほど経とうとしています。
亡くなって数日はそのショックの大きさにより何かを考えることもできず、今思い返してみても一体どういう風に1日を過ごしていたのか思い出せません。
それから何日かはレッスンの少ない日々で、通常ですとそのような時間ではレッスンの素材やコンテンツ作り、次の演奏の練習などをする所ですが、それらを全て辞め、近所のカフェに篭り、iPadを片手に色々な考えをテキストに打ち込んでいました。モナが亡くなった日から雨がずっと降り続けているおかげで、外に出ることもできず、一人で考えることができたのは良かったことも多かったですが、孤独でどんどんと落ち込んで行く作業でもありました。
それから土、日曜日のレッスンの忙しい週末が来て、沢山の生徒さんにモナちゃんにお悔やみの言葉やお花、そして励ましの言葉を頂きました。モナちゃんは沢山の人に愛されていたんだなあ、と感じ、それにより多少の力も戻ってきたような気がします。

これから先、モナがいなくなったことによる空白を埋めることは出来ないでしょうが、これまでもそうだったようにその空白にもゆっくりと慣れて行くのだと思います。

まだまだモナについて考えることは沢山ありますし、モナが病気になってしまった大きな一因は僕たちの生活スタイルにあることも分かりましたので、その対策を打たなければなりません。もう一度生活を一から立て直さなければなりません。
立て直しに一体どれくらいの時間がかかるのかは分かりませんが、このブログは一旦通常通りに戻そうと思います。

モナに関わっていただいた全ての皆様、ありがとうございました。これからもAcousphere Recordの面々をよろしくお願い致します。

麻生洋平

祭壇

モナちゃんの祭壇です。みなさんお花をありがとうございます。

お花

沢山のお花を頂いて、入り切らないので玄関に飾らせていただきます。
ありがとうございます!

お花

生徒さんたちからモナの爲にお花を頂きました。早速飾らせていただきます。
いつもいたはずのモナがいないレッスンはまだ慣れることができず、みんな悲しんでいます。

モナをつれて

火葬場へ向かう最中。モナを抱えながら移動するのは重くて大変なくらい成長していました。
毎晩一緒に寝るくらいずっと同じ場所で生活していたせいで、なかなか気づかなかったけど、知らない間に沢山の時間が流れていたんですね。

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