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自然にやれること

僕の年齢周りだと、なんとなくある歳(中高生くらい)を過ぎてからJ-Popを聞くのがダサい、なんて風潮になった気がします。
90年代後期のGLAYだラルクだとミリオンヒットを立て続けに連発していた時代から、だんだんと周りの友人も洋楽を聴くようになっていきました。
でも洋楽を聴きつつも、一応はヒットチャートも追って、こそこそと隠れて邦楽も聞いてきました。なんだか邦楽を聴くのが気恥ずかしい時代もあったのです。そんな頃でもスピッツやくるりなんかは大好きでしたね。

そして今は洋楽のインストを自分自身での活動で多く演奏しているのですが、時々仲間とスピッツなんかを遊びで弾いていると、空で歌詞を覚えていたりして自分自身が口ずさめることに驚きます。
やはり青春時代に聞いてきた音楽であり日本語で作られた音楽ですので、自分の血肉になっているんですね。ジャズの難曲や洋楽のヒットソングを演奏している時の自分の体の中にない言語やリズム感覚とは正反対です。
この骨の髄まで沁みわたっている感覚は、すごく自然なもので、何の気無しに伴奏を弾いて引き語りしていると、次第に歌うのが億劫になってきてメロディも伴奏に組み込んでいきます。だんだん楽曲がソロギターアレンジメント化してくるんですね。
ウクレレでたくさんの曲をソロアレンジ化してきたことが、曲をソロにするという行為が自分の中で自然なことのようになってきたようです。

自然に聞いてきた音楽を、自然にソロギターにする。
今年はこの無理せず出来る感覚をもとにして、いろんなアレンジを作っていきたいですね!

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