YouTube演奏動画

自分or人のために

レッスンを始めたい生徒さんのために、自分に何かできることを考えたところ、 初心者向けのレッスン動画や記事などの制作方法を教えることだな、と思い当たりました。
僕自身もそこからスタートして、レッスンが増えていったので、まずはそこから。

動画を作るためにはいろいろなスキルや知識、高価な機材が必要です。
もちろんレッスン動画になるので音楽のスキルは必須です。
それらを逐一レッスンの中で教えていくのは大変なので、僕が実際にやっているところを見学してもらうことにしました。

そこで実際に製作を始める前に、現状Webのレッスン関係のサイトや動画はどうなっているのかリサーチしてみました。
僕が初心者時代に欲しかった初心者レッスン用の情報やデザインは、見た目に綺麗で、情報量も少なめで、パッと見てわかるデザイン。一つ一つを丁寧に教えてくれるものでした。
楽器を始めるハードルをグッと下げてくれる、そういった僕が子供の頃から欲しかったデザインはまだそんなに世の中に出回っていないようです。

しかしそういったデザインのものが欲しいなあ、とずっと思いながらも実際に今まで自分で作ろう、と行動に移さなかったのはなんでだろう。そんなことを考え始めると、自分の思考回路が見えてきました。

20代中盤までは自分のためだけで動き続けることができました。有り余っているパワーをがむしゃらに発散することができたんですね。
その頃は自分のために幾つかのレッスン動画を作ることもできました。
しかし20代後半、そして30代になってからは、自分だけのために頑張ることは虚しくなってきました。そのための力はあまり出なくなってきた。
その代わり、人のために動く時は、20代の時に出なかった力が発揮できるようになってきました。

誰かのためにやろう、と思った時の方がより大きな力が出るようになってきたんですね。
そういう風に人の力を借りないと動けないというのは、誇らしいやら、情けないやら。
変化した自分自身を諦め半分受け入れながら、その場その場でより良い方向に動けるようにフットワークを軽くしておきたいです。

生徒さん(の手助けをするぞ!というスタンスから生まれるモチベーション)の力を借りながら動画を作るという仕事をする。生徒さんには見学しながら、動画の作り方、そしてそれを通して僕の仕事の仕方を覚えていって欲しいですね。

Live情報
2016年10月11日(火)吉祥寺スターパインズカフェ「Acousphere with Friends」ライブ開催!
詳しくはこちら!

lesson