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リズムトレーニング



Donny HathawayのWhat's going onを題材にグルーヴの練習をしています。
この頃のソウルの16ビートは跳ねており、ストレートではない丸いビートが心地よいですね。

この曲を流しながら僕もギターのストローク演奏するのですが、必ずあるパターンで3拍目のスネアがズレてしまいます。
なぜ少しずれてしまうのかを考えていると、これは1、2、3、4拍の大きなビートを感じつつも、細かい16ビートが取れていないことに起因していることに気づきました。

全てのビートの場所で音を出せれば、リズムもしっかり合ってきそうですね。以下16ビートの細かなビートの練習方法です。

最初はオルタネイトで手を振りながら、メトロノーム200くらいで鳴らして練習します。
左手で弦をミュートとして、しっかりメトロノームと音が合うように右手を弦に当てていきます。(弦に当たるブラッシング音がメトロノームと重なればOK)
慣れてきたら1拍目は1つ目、2拍目は2つ目、といった具合に、譜面のタイミングで弦に右手を当てていきます。(ピックの場合はピックを当てます。)
当てないところは空ピッキングをします。

できるようになったら2段階目として、メトロノームを4分の1(今回は50)にして頭拍だけ鳴らします。オルタネイトをしっかりしないとうまく譜面通り弾けませんので、注意して弾きましょう。

上記ができるようになったら、最後は右手を振らず、身体も動かさずに練習しましょう。
頭の中でしっかりカウントできていないとタイムが合いません。
これができれば体の動きに依存せず、しっかり最小のビートを数えることができているので、リズムが良くなります。

またWhat's going onは跳ねる3連のリズムなので、3連のリズムパターンも練習しましょう。練習譜面はこちら。
練習手順は16ビートと一緒ですが、数える個数が3単位になるので気をつけてください!

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What's going onのような跳ねた16ビートですと、実際は24ビート(なんて言葉はないですが。)、1拍が6連になるので、きっちりやろうとすると凄く大変です。メトロノームでかっちり弾けるようになったら、実際の曲に合わせて、グルーヴィーに演奏できるようになりたいですね!

目指せグルーヴマスター!!

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