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楽器を弾く楽しさ

レコーディングに忙しく、最近楽器の練習をしていませんでした。
もちろんレコーディングやレッスン中には必ず楽器は触るのですが、それは練習とはまた違ったものです。

先日、ルシアーの布川さんが手工の美しいギターを持ってきてくれて、試奏させていただきました。
(上記画像のギター!)
美しいギターで触っているだけでも楽しいのですが、演奏していると自分の思っている通りに手が動かなかったり、曲を忘れてしまったりしていることに気づきました。

やっぱり練習は大事だなあ、と思い、家に帰りレッスンの合間の1時間、 ジャズのスタンダード本を取り出してみっちり1曲を練習したのですが、 弾いているうちにだんだん楽しくなってきました。

このコードだったらこんなことができるな、このメロディをこういう風に弾いたらどうなるだろう。
そんなことを試しながらギターで遊んでいると1時間はあっという間です。

その後にウォーキングベースで気になったことがあったので、Tuck Andressさんの教則DVDを見たのですが、 Gのブルースを異次元のテクニックで披露しながらも、「1日のうち1時間でもいいから、自分を喜ばせるためにG7のポシビリティを探すんだ。指板のあらゆるところでG7のファミリーを弾けるようにする。そうしていると自分以外の誰かも喜ばせられるかもしれない。多分ね。」という趣旨のことを言っていました。

まずは自分が楽しんでやる。それがもしかしたら誰かと一緒に喜べるものかもしれない。
あなたが自分のために作った美味しい料理を、みんなにふるまう。みんな喜んで食べる。
基本は全てそういうものなのかもしれませんね。

うん。楽器を弾くのはやっぱり楽しいなあ。

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