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頭のスイッチ


頭のスイッチをカチリと切り替えるのは、
なかなか難しいです。

最近はなるべく良い音で楽器を弾く、ということを
コンセプトに、左手で弦をしっかり力強く、指を立てて弾くようにしています。

そのおかげで小指が側の筋肉がかなり傷んできました。
騙し騙しセルフマッサージをしながらやってきたのですが、
限界に近づいてきました。
これ以上やると腱鞘炎になりそうだな、と思ったので、
練習をやめ他のことに集中しようとするのですが、
なかなか出来ません。

この切り替えができない、というのは
一種の執着というものに近いような気がします。
どうしても心の大部分がそこに囚われてしまい、
他のことに集中できない。

これまではなんとか他のことを初めて
気を紛らわそうとしていました。
でもうまくいきません。

最近、そんな時はその執着について、
しっかり考えてみるようにしています。
他のもので気を紛らすよりも、
そのことについて体を動かさず、頭を動かして想像する。

例えば、
「なんで指が痛いのにギターを弾きたいのか。」
「うまくなりたいから。」
「怪我すると弾けなくなる時間が倍増するぞ。」
「だとしたら、今は休んでおいたほうが良いな。」
「だいたい上手くなるのは自分の願望だから、
早く上手くなることに意味なんてあるのか?」
などと考えていると、
結局執着の理由は「弾けないことへの不安」、
「競争社会(周りの楽器奏者が上手くなって)で置いていかれる不安」、
言い換えれば「先行きが見えないことの不安」が元凶だったりします。
これは普遍的な不安ですね。

考えに考えると、
意外と早い段階で結論らしきものに達して、
「まあ、その程度なら大丈夫か。」
すんなり他の物事に集中できるようになったりします。

たいていのことは考えても仕方ない、
とは言いますが、
考えることで意外と楽になれますね。


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Acousphere Record Presents【Acoustic Garage Vol.10】


2018 / 1 / 7 (日)
吉祥寺スターパインズカフェ


〒180-0004 武蔵野市吉祥寺本町1-20-16 B1
TEL:0422-23-2251

OPEN: 18:00 / START: 19:00

前売 ¥3,900 / 当日 ¥4,900

( 1ドリンク別 )

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